斎藤幸平×白井聡トークイベント:「未来の大分岐」出版記念
たまたまYouTubeで「白井聡」をキーワードで検索すると対談が見つかったが、これが じつに興味深い内容だった。
この対談の主役は白井ではなく、 ぼくは 文字通り寡聞にして 名前も知らなかった斎藤幸平という 若いマルクス研究者で、彼が集英社新書「未来の大分岐」を刊行した昨年の8月に紀伊國屋で開かれたようだ。
この本は、斎藤が海外の研究者やジャーナリスト三人にインタビューして、それらを自身が編集したものだという。
経済について はなはだ疎いぼくが、10年ほど前から抱いてきた 答えの見つからなかった素朴な疑問がある。この本は それに答えているだけでなく、解決法も示しているらしい。
斎藤は1987年生まれ、明晰で穏やか 白井聡とはひと味ちがう知的な魅力を持っている。こういう研究者が出てきたのがうれしいこともあって、対談を見ただけなのに本の内容を想像して、ぼくは いささか興奮した。
さっそく 本を手に入れようとしたが 行きつけの本屋が休みで買えない、とはいえ、意地でもアマゾンからは買いたくない。
- 2020.05.04 Monday
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- 08:44
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- by 玉井一匡