水と油と神楽坂
先日、外出からもどってくると 机の上にコピーが1枚載っていた。
「神楽坂 清水流るゝ ■かな 紅葉」と、毛筆で一句書かれている。
この字は なんて読むんだろうと、ギンレイホールの加藤さんが置いていらしたという。
ぼくは こんな漢字を見たこともないし、そもそも この崩し文字を読み取ることがあやしい。
MacBookの文字パレットを開いて「部首検索」で探すと、出てきたのは「膩」という漢字だった。
音読みは「じ」訓読みは「あぶら」。
神楽坂 清水流るる あぶらかな
ということになるが、なぜ「あぶら」なのか?
「『膩』という字らしいが、澄んだ水に油が浮いて虹が流れてゆくということでしょうか」と、加藤さんにショートメールを送った。
- 2018.01.28 Sunday
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- 10:50
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- by 玉井一匡