水と油と神楽坂

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     先日、外出からもどってくると 机の上にコピーが1枚載っていた。

    神楽坂 清水流るゝ ■かな 紅葉」と、毛筆で一句書かれている。

     この字は なんて読むんだろうと、ギンレイホールの加藤さんが置いていらしたという。

     

     ぼくは こんな漢字を見たこともないし、そもそも この崩し文字を読み取ることがあやしい。

     MacBookの文字パレットを開いて「部首検索」で探すと、出てきたのは「膩」という漢字だった。

    音読みは「じ」訓読みは「あぶら」。

     

     神楽坂 清水流るる あぶらかな

     

     ということになるが、なぜ「あぶら」なのか?

    「『膩』という字らしいが、澄んだ水に油が浮いて虹が流れてゆくということでしょうか」と、加藤さんにショートメールを送った。 


    新年おめでとうございます

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      新年おめでとうございます

       

      今年もよろしくお願いします

       

       WEB年賀状は、文字通り元旦に送信してすぐに届くことが気に入っていたのですが、今年は、私事で ことのほか作業が遅れ、正月三日に送信することになりました。「一陽来復 六合遍く昭か」と、読むつもりです。

       シルエットの戌の右にいるのは申、一昨年の賀状につかった「くくり猿」です。

      申しあげるまでもなく犬猿の仲の者たちが他者を認め合って共生するほかに人類の未来はないとは、心あるひとびと だれもが思い願うことでしょう。

       

       年号を西暦でなく平成にしたのは、独裁と軍備につき進もうとしそうな われわれの行政府に対して、明仁天皇が 憲法の定める矩の中で できるかぎりの力をつくされた30年へのささやな感謝と敬愛のしるしです。

      30を「参拾」と書くと、「参」は戦地へのお参りを「拾」は ひとびとの思いを拾いあげることが目に浮かびます。

       


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